”It”な Tableware
~東京女子たちのFavorite items~ #001_TOKYO

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Culture & LifestyleInterview

”It”な Tableware~東京女子たちのFavorite items~

ファッションやライフスタイルカテゴリのPRプランナーとして、フリーランスで活躍するHIROMIさん。着飾っておしゃれすることも好きだけど、最近は特に、自分だけの時間や空間を充実させ、暮らしを豊かにすることに関心を持ち始めたという。建築家のお父様の影響で幼い頃から海外の建築文化に触れて育ち、空間づくりに対するセンスを持つ彼女。そんな彼女が選ぶ、お気に入りのアイテムとそのこだわりとは?


 

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酒井 美華さんの食器(裏側)

-最近買ったお気入りアイテムとアイテムとの出会いを教えて。

最近のお気に入りアイテムは、陶器家の酒井 美華(さかい みか)さんの作品。「見たことないデザイン!」という一目惚れがきっかけ。酒井さんの個展やイベントを調べて、時間と余裕があるときに足を運んで少しずつ買い足している。最初に出会った場所は、お世話になった人への贈り物を探しに行った伊勢丹の催物場。今まで洋服やコスメ、雑貨などを買いに伊勢丹へはよく行っていたけど、催物場に行ったのは初めてで、こんな出会いがあって自分でもびっくりした。展示されているものが私の感性に響いて、なんだか美術館にきたような気分になって心が満たされたのをよく覚えている。

-酒井 美華さんの作品のお気に入りポイントは?

食器では珍しいジオメトリック柄とやさしい色のデザイン。とにかくそこに一目惚れした。洋服をはじめジオメトリック柄って鮮やかな色合いが多いのに、酒井さんの作品は淡い色合いでクラフト感がある。和食でも洋食でも何を盛りつけても料理を引き立ててくれておしゃれに見えるし、食卓全体がとても華やかになる。日々のお料理も楽しくなったし、人が来たらこの食器でもてなしたい。しかも、練り込みという伝統の手法を使っていて食器の裏側まで柄が入っている。普段は見えないところだけど、そんな細部までこだわっている部分も気に入っていて「なんかいいでしょ?」って人に話したくなる。

-今、クラフトってトレンドだけど、クラフト感って大切?

温かい感じがするし、ちょっとした特別感がある。トレンドというのもあるけれど、私にとってはわりと昔から魅力に感じてきたテイストかも。父親の影響で海外の建築家の作品を見るのが好きなんだけど、学生時代に衝撃を受けたのがフンデルトヴァッサー。彼は芸術家として絵画や建築など多くの作品を残しているのだけど、角ばった感じが一切なく、手書き風の曲線を多用したものが多い。その影響もあるのか、柔らかさや温かさのあるクラフト感は、私にとって心地よい暮らしに必要な要素の1つになっている気がする。

Museum Hundertwasser © KUNST HAUS WIEN / W. Simlinger ©2014 Ekaterina Konotoptseva ©guide-in-vienna.ru

Museum Hundertwasser © KUNST HAUS WIEN / W. Simlinger ©2014 Ekaterina Konotoptseva ©guide-in-vienna.ru

 

このように話すHIROMIさん。オシャレ上手、暮らし上手の第1歩は、自分のこだわりポイントをわかりつつ、ちょうどよくトレンドを取り入れていくことかもしれません。

  • Credits
  • Text: ANNA SUI MAG. 編集部_K
    Photo: ANNA SUI MAG. 編集部_K