【ANNA SUI 2018 FW コレクションショー】
NY ファッションウィークで発表の最新ルックを日本のメディアへ初披露

【ANNA SUI 2018 FW コレクションショー】</br> NY ファッションウィークで発表の最新ルックを日本のメディアへ初披露 【ANNA SUI 2018 FW コレクションショー】</br> NY ファッションウィークで発表の最新ルックを日本のメディアへ初披露

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60年代テイストに彩られたANNA SUI の自伝的コレクション

2018 年6 月12 日(火)に北参道にて開催された「ANNA SUI 2018 FW コレクションショー」。今年2 月にニューヨークで開催された「2018FALL&WINTER ANNA SUI」の50 のコレクションルックがこの日、日本でいち早く公開されました。
今回のショーで披露されたコレクションのテーマは“BELOVED(最愛)”。それはデザイナーANNA SUIがデトロイトで育った幼少期や、60 年代という時代背景、明るい未来を夢見ていたNY での青春時代など、自身の大切な思い出というバックボーンから得たインスピレーションを、刺繍やレース、柄といったディテールで具現化したものとなります。
これまでANNA SUIはモッズやパンク、ヒッピーなどその時々のテーマを忠実に表現したデザインがメインでしたが、今コレクションではそのデザインの幅がより一層豊かなものへと進化しているのが印象的です。

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とても力強いレッドと、それに相反する軽やかな素材感が調和するこちらのワンピースは、イギリスのエドワード・リアという詩人が書いたポエムからインスパイアされたもの。バックドロップと同様に、今シーズンのアイコンであるネコとフクロウをモチーフにした柄を採用していて、ANNA SUIらしさが溢れる一枚と言えます。また、エプロンライクに仕上げられた遊び心の溢れるデザインもポイントです。

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今シーズンのテーマ“少女の物語”というエレメントが注入されたルックの一つで、ワンピースや小物にもネコとフクロウを使った柄が隠されています。こちらは、ANNA SUIがキーワードとしている「相反する」を表現しているルックでもあって、ニットキャップやニットストールはセットで使うことでより華やかに。そして鮮やかなイエローのドレスを合わせることで、カジュアルになり過ぎないANNA SUIらしいコーディネートへと導きます。

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かわいらしいチェック柄のドレスに、キラキラ&フワフワしたディテールを用いたアウターをコーディネート。こちらは今回のANNA SUIのテーマカラー、ミントグリーンのファーがポイントです。大胆なフリンジ使いで、ウエアだけじゃなく着用した人の所作にもエレガントさを加えてくれます。そして身頃や袖はジャカードをベースにボタニカル柄のプリントを乗せていて、ボタニカル柄自体に動きのある表情を持たせています。

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美しさに思わず見とれてしまいそうなこちらのドレスは、NY ファッションウィークでもラストを飾った一着で、その時はベラ・ハディッドが着用しました。レースのトップスに今季トレンドの3D デコレーションをちりばめたロングドレスで、ピンクとミントのニュアンスカラーのコントラストが新鮮です。アナはこの色に名前をつけていて、グリーン系の色は海の泡をイメージした「シーフォームミント」。そしてピンク系の色は「ダスティーローズ」と呼んでいます。

これら4 つのルック&ディテールを通じて表現された“BELOVED”の世界観。テーマに込められたANNA SUIのかけがえのない経験や心の中が、ウエアという形で見事に現実の世界へと昇華されているのです。

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また、ショーの後には約 30 名のインフルエンサー達がそれぞれ好きなルックを試着して写真撮影をし、コレクションルックをSNS等で拡散するなどして盛り上がりを見せました。

  • Credits
  • Text:ARATA HOMMA

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